新人研修中の澤田です。
伊勢神宮外宮参道伊勢市駅にて伊勢器市『みえの食の逸品フェア』のイベントに参加させて頂きました!
今回はコヘッツィ三とコヘッツィ三の素焼きの二台を使った飯炊きイベントです。
「日本の食-火の文化」と題し、
弊社社長松木親方の実演で、来場してくださった方にかまどのご飯を召し上がって頂きました!
使用した燃料は杉の木と親方の自宅にたくさん落ちている桜の木の枝です。
桜の枝を混ぜる事によって、ほのかに香るにおいがまたいいんです!
杉は火がつきやすく燃えるのもはやい針葉樹です。
桜は燃えにくいですが一度火がつくと長時間燃える広葉樹です。
木の種類によって着火性や熱量や燃焼速度(火持ち)など、
薪に適しているかどうかがあるのでいろいろ試してみてもいいかもしれないですね!
飯炊きのお米には
伊勢・度会のお米!幻のお米!『伊勢ひかり』を使用させていただきました!
伊勢ひかりは伊勢神宮・外宮(食と産業の神・豊受大御神)への
献納が許されたお米なんです。
そのお米をコヘッツィで炊けるなんて贅沢です!
13時開演!松木親方によるコヘッツィ飯炊き実演です!
杉の木をやぐら状に組み上げさらに桜の枝もその上に組んでいきます。
桜の枝を入れることによって火持ちがとてもよかったです。
中火から強火へ・・・煙がモクモクと出てきました!
煙につられてか、人が集まってきました。
火は人を惹きつけるんだなあ。と改めて思いました。
蒸らしの時間15分。ほんの少し火は残っています。
松木親方も火と同じく惹きつける何かを持っていますね!
皆さん、和気あいあいとした雰囲気でした。
15分経ちましたのでパカッと開けてみましょう!
パカッ!
伊勢ひかりのお米が一粒一粒光ってとても美味しそうです!
直火で炊いたごはんなので、粒ひとつひとつにうま味がギュッとつまっています。
しゃもじでご飯をくるっと混ぜると・・・
おこげがいい具合にできました!
炊きたてのごはんはふっくらホカホカ!
おこげもできているので香ばしいにおいがします!
かまどだからこそ味わえる香りですね。
炊きたてのご飯を皆さんで試食です。味付けはお米本来の美味しさがわかるように塩のみです。
はじめてかまどのご飯を食べるという方も、
昔を懐かしむ方も美味しそうに召し上がっていただきました。
おこげはパキッとお煎餅のようにできました。
かまどで炊くならおこげも欲しいですね!香ばしい香りに、一度食べたら病みつきです!
近くのブースで伊勢茶の手もみ実演を行っていました。
ご飯と一緒にいれたてのお茶も頂けたので最高でしたよ!
また、温かいお茶とは別に【氷出しのお茶】も頂きました。
氷を溶かしながらお茶を入れるので飲めるお茶は数滴です。そのわずかなお茶を口に入れた瞬間、香りが口いっぱいに広がりました。
お茶の風味を舌で感じ、はじめての感覚に感動しました。
今回の飯炊きイベントは、子供さんからお年を召された方まで楽しんで頂けた気がします。
伊勢神泉にて12月中旬過ぎまでコヘッツィ三の展示をして頂いています。
ご興味ある方はぜひお越しください!