丈夫さ | 左官がつくるかまどですから、丈夫で、漆喰の壁と同じように塗り替えが可能です。 またお手入れもしやすく、何年・何十年とも使用して頂けるのが魅力です。 |
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美しさ | 「大津磨き」という技法で作られた表面には、従来のかまどにはない独特の「艶」があります。 曲線的な形も美しく、装飾性と機能美を兼ね備えた逸品です。 |
コヘッツィは燃料として薪、炭、固形燃料を使用することができます。炭であれば火の調節がしやすく固形燃料であれば安全で室内でも使用できるなど、それぞれの楽しみ方があります。おススメは薪です。火がつきやすく燃えやすいので、次から次へと火にくべて炎を自分でコントロールする醍醐味、ご飯を自分の器量で炊き上げる醍醐味が味わえます。
使う火の種類を決めます。
■固形燃料
・室内、室外ともに使うことができます。
■炭
・室外で使うことができます。
・室内で使う場合、換気のよい部屋でのみ使用できます。
■薪
・室外で使うことができます。
・室内の場合は、排煙装置(煙突、換気扇)の下でのみ使用できます。
※換気が悪い場合、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
コヘッツィでご飯を炊く醍醐味はなんといっても「自分で火を焚いて番をする」ということでしょう。早めに火を弱めれば少し芯の残った歯ごたえのあるお米になり、また少し長く炊けばおこげができるというのも、かまどならではのお米の味わい方です。
今の暮らしでは中々味わうことができなくなりましたが、自分で火の調節をしてかまどで炊いたご飯の味は格別です。ぜひご賞味ください。
※使用中のコヘッツィの底面は大変熱くなります。直接机・床等に置かれますと火災の原因となる恐れがございますので、調理の際は必ず同梱の調湿不燃建材もしくは市販の耐火レンガ材を敷いた上でご使用頂けますようお願い致します。
1.火傷 | 使用中及び火を消して1時間以内は絶対にかまど本体に直接触れないでください。 鍋はカン(持ち手)を必ず使用し、鍋本体に直接触れないようご注意ください。 調理後蓋を取り外す段階で、蒸気による火傷の恐れがあります。 (カンは加熱する前は取り外しておき、鍋を持ち上げる際に取り付けてご使用ください。) |
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2.火災 | 使用中のコヘッツィの底面は大変熱くなります。直接机・床等に置かれますと火災の原因となる恐れがございますので、調理の際は必ず同梱の調湿不燃建材もしくは市販の耐火レンガ材を敷いた上でご使用頂けますようお願い致します。 また固形燃料や薪等を使用するため、調理後残った火種は火消し壼等の火移りのない安全な場所に移して消火作業を行い、必ず火が消えたことを確認してください。 |
3.一酸化炭素中毒 | 室内での使用の場合は、必ず換気扇を使用し、窓を開けるなどして、換気された風通しの良い環境でご使用ください。 |
4.落下による損傷 | かまど及び鍋は大変重くまた繊細な構造です。 落下による損傷を避けるため、取扱いにご注意ください。 |
5.表面の焦げ、劣化 | かまどの焚き口及び臭突口付近は特性上、火による表面の劣化及び焦げが生じます。 軽く絞った布で拭きとると、付着した煤と吹きこぼれなどは取り除けますが、シミや焦げは取り除けません。強く擦ると表面の大津磨きが剥がれる恐れがあります。 |
6.空焚き | 空焚き厳禁です。誤って空焚きをいたしますと鍋部分の塗装が剥がれる場合がございます。 また空焚きによって高温になった場合、慌てて水をかけますと急激な温度変化で釜にひび・割れが生じる場合がございますのでご注意ください。 |
私どもでは表面の焦げ・吹きこぼれ・染みは、かまどの調理器具としての機能美とわびさびによる、表面劣化を美としております。
しかしながら長くお使い頂けますよう、以下の点にご配慮頂けますと幸いです。
・固く絞った柔らかな布で拭きとり、乾燥させてから木箱に入れ、保管してください。
・ご使用後、修理・塗り替えをご希望の方は有償にてお塗り替えいたします。
(合わせて送料のご負担もお願いいたしております。)
初めてご使用される前に
・鍋でお湯を沸かし、茶殻を入れて20分ほど中火で煮込んでください。その後洗浄し、乾いた布で水分を拭きとった後ご使用ください。
(茶殻を煮ることにより、茶渋がタンニン鉄として被膜し、鍋が錆びにくくなります)
・お釜を洗う際たわし・クレンザー等で強く擦りすぎますと、タンニン鉄及び塗膜が剥がれてしまいますのでご注意ください
・水気をとり、米油等の油を塗って保管してください。
・錆が生じた際はクレンザー等で取り除き、米油等の油を塗って乾かしてください。
(外側の銀色の部分は、風合いをたのしんで頂きたいため、防さび加工がなされていませんので特に錆びやすくなっています。)
また、頻繁に錆が生じるようになった場合は再度お茶殻を入れて煮立て、タンニン鉄を被膜させる作業を行ってください。